犬の知能は一般的に人間の2~3歳児ほどのレベルではないかと言われるが、時にはそれ以上の知能があるのではないかと驚かされることがある。このほどアメリカのマクドナルドで、ハンバーガーのおこぼれを貰おうとする少し小太りの迷い犬がいた。しかしこの犬、実は迷い犬でも野良犬でもなかった。『New York Post』『CBS News』などが伝えている。
米オクラホマ州のマクドナルドのドライブスルーに、毎晩現れる1頭の犬がいた。犬は一見、迷い犬のように見え、食べ物を欲しそうにしていることから、不憫に思った人達が購入したハンバーガーを犬に分けてあげることが度々あった。
しかし、このマクドナルドのハンバーガーを犬に与える人達に「待った」をかけた人物がいた。その人はオクラホマシティに住むベッツィ・レイエスさん(Betsy Reyes)という女性で、彼女がこの犬の飼い主であり、犬は“プリンセス”という名前であった。プリンセスは飼い主も住む家もあるというのに毎晩、ハンバーガーのおすそわけ目当てにマクドナルドに足を運んでいたのだ。
この事実に気付いたベッツィさんはFacebookにプリンセスの写真を投稿して、付近の地元住民にこのようなお願いをしている。
「もし、シールドのマクドナルドで私の犬を見かけたら、この太っちょさんに食べ物をあげないでください。この子は毎晩家を脱走してマクドナルドに行っているのですが、私達はその事実を知りませんでした。」
「この子は野良犬ではありません。彼女は単にハンバーガーが欲しいだけの太っちょな“ゴールド・ディガー”(お金目当ての人に使うスラング)です。またこの子はいかにも迷い犬のように振舞うので、人々は同情してハンバーガーをおすそわけしてしまうようです。」
ベッツィさんの投稿は多くの人に笑いをもたらし、