食べ物を貰うため、脚を怪我したふりをして人々の同情を引こうとする野良犬の話題がタイから届いた。この犬の様子を捉えた動画には痛々しく脚を引きずる姿があるが、人に声をかけてもらうと元気に4本脚で立ち上がっているのだ。『New York Post』『Metro』などが伝えている。
タイのバンコクで撮影された野良犬の動画が、人々の関心を集めている。動画には、後ろ脚を引きずりながら前脚だけでアスファルトの上を進む犬の姿が捉えられている。このシーンだけ見ると、あまりにも犬が不憫で思わず目を伏せてしまいそうだ。
ところが数分後に犬は4本脚でしっかり立ち、動画の撮影者に尾を振って嬉しそうに寄ってくるのだ。この犬は地元で“ガエ(Gae)”という名で呼ばれており、近所に住むサウィーポン・チョンプラポルクルさん(Thaweeporn Chongplapolkul)などが時々餌をあげているようだ。
サウィーポンさんは「ガエは人々を騙すために、こんな芝居をするんですよ」と語っており、食べ物が欲しいために人々の同情を引こうとして脚を引きずって歩くそうだ。『New York Post』ではガエのことを「毛皮をまとった詐欺師」と表現しているが、その演技は見る者を驚かせている。
サウィーポンさんがFacebookに投稿した動画には、