その場を去っていった。
幸いにも娘は午前5時頃に2人の男性によって発見され、警察に保護された。娘を発見した男性らによると、娘はミルクの入った哺乳瓶を持って靴も履かずに道端に座り込んで泣いていたという。一方、娘の身を案じた母親が警察に連絡したことで事件が発覚し、警察は付近に設置された監視カメラの映像をもとに男を逮捕した。
男はうつ病を患っており薬を処方されていたものの、当時は服用をやめていたという。男は自分の罪を認めており、このほど行われた裁判で彼の弁護士フィオナ・クロフォード氏(Fiona Crawford)は、男は非常に反省しているとしてこのように述べた。
「当時の彼は癇癪を起こしており、頭が真っ白になっていました。それで彼は自分の娘で報復しようとしたのです。娘は混乱し、恐ろしい思いをしたことでしょう。これは決して言い訳ができるものではありません。彼は自分に幻滅して自分自身を恥じています。」
そして現地時間9日、ジョン・アイルマー判事(John Aylmer)によって判決が言い渡された。この男の罪は本来懲役5年の刑に値するものだったが、捜査に協力的で早期に罪を認めたことが考慮され、懲役4年、かつ最後の1年間を執行猶予付きとする最終判決が下された。男は現在、刑務所に拘留されているが、娘の母親は「娘は今でも、私と私の両親以外の人がそばにいることに耐えられず、車を怖がるようになって自分のベッドで眠るのも拒否するようになってしまいました」と語っている。娘が放置されてから発見されるまでの時間は2分ほどだったが、幼い娘はこの事件で心に大きな傷を負ったようだ。
画像は『Donegal Live 2023年5月5日付「Two-year old girl found abandoned at 5am on Letterkenny roadside」(Filepic)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)