このほどスペインで不審な男に接着剤入りの帽子を突然被せられた女性が、頭皮に火傷を負い髪の毛を全て剃り落とす羽目になってしまった。被害にあった女性によると、このような攻撃は夫の浮気相手に対して嫉妬する女性が仕掛ける場合が多いと話している。『The Sun』『New York Post』などが伝えた。
スペインのバレンシアで美容クリニックを営むマルセラ・タスコンさん(Marcela Tascon、31)は、先月23日に自宅玄関前で見知らぬ男から攻撃を受け、頭皮に火傷を負ってしまった。
マルセラさんは8歳の息子と一緒に自宅にいたところ、午前9時頃に玄関のドアをノックする者がいたという。マルセラさんは玄関前に設置してあるセキュリティカメラを確認したところ、花束と赤い帽子を持った男がそこにいた。
男は「贈り物を届けにきた」と話したため、マルセラさんはドアを開けた。すると男はマルセラさんの息子が見ている前で突然「この畜生めが!」と叫び、マルセラさんの足元に花束を投げつけ、赤い帽子を彼女の頭に被せてその場から逃げ去っていった。
男が被せた帽子の中は接着剤で満たされており、マルセラさんの頭にはべっとりと接着剤が付着してしまった。彼女は息子に「警察か(マルセラさんの)友人に電話するように」と告げ、接着剤を落とすためにすぐに洗面所に向かった。しかし強力な接着剤は頭皮に絡みついたままで、病院に行くこととなった。
地元メディアによると、マルセラさんの頭皮に付着したものは接着剤と研磨剤が混合した物質で、彼女は頭皮とおでこに化学物質による軽度の火傷を負ってしまい、接着剤を取り除くために髪を全て剃る羽目になってしまった。
マルセラさんは今回の攻撃について、