1人のカウボーイが茂みに入ってレスターを捜す様子が映っている。高速道路には一般車両が何台も走行しており、カウボーイの他にバギーを用いてレスターを捜す人の姿も確認できる。しばらくすると茂みの中からレスターが現れ、道路に侵入して走り出してしまった。
カウボーイは追いかけながら右手で大きく投げ縄を回し始め、可能な限りレスターに近づいて縄を投げると、輪がレスターの頭を捕らえた。レスターは走り続けていたが、後ろからやって来たバギーが進行方向を妨げる形で走行し、中央分離帯に誘導してレスターを捕獲することができた。その後、レスターにケガが無いことが確認され、トレーラーで動物保護施設に運ばれたという。
なおこの影響で一部通行規制が行われたが、約1時間後に規制が解除されている。
カウボーイチームの一員として捕獲を手伝ったクレイさんは、「ホーリーに住んで20年になるけれど、まさか75号線で牛を追いかけることになるなんて思いもしませんでした」とコメントしている。
当時の動画はミシガン州警察のTwitterで公開され、デニムをはいてカウボーイハットを被り、投げ縄を使って牛を捕獲する様子が話題を呼んだ。ユーザーからは「これぞ本物のカウボーイだ」「この人の乗馬スキルはすごいよ」「ミシガン州にはまだカウボーイがいるのか!」といった驚きの声が寄せられた。
ちなみに今年2月には、高速道路で迷子になっていた羊をバス運転手が保護し、乗客とともに牧場主へ送り届ける様子を捉えた動画が注目を集めていた。
And we know that if there are no pictures or video it didn’t happen…. pic.twitter.com/9QLgwciYAs
— MSP Second District (@mspmetrodet) May 22, 2023
画像は『MSP Second District 2023年5月22日付Twitter「And we know that if there are no pictures or video it didn’t happen」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)