
城内のクリムゾン・ドローイング・ルームでキャサリン皇太子妃がピアノを弾く場面が現れた。映像は今月初めに録画されたもので、皇太子妃は「ジェニー・パッカム」によるワンショルダーのロングドレスを纏っている。ドレスの鮮やかなブルーは昨年の優勝国であるウクライナの国旗の一色と同じであることから、同国への敬意を表したものとみられる。
皇太子妃はグランドピアノの前に座り、ジョー・プライスとコジョ・サミュエルが作曲したインストゥルメンタル曲を弾いていた。
ウェールズ公夫妻の公式SNSがこの動画を公開すると、コメント欄は王室ファンからの感激の声でたちまち埋め尽くされた。
「素晴らしいとしか言いようがないわ。キャサリンは、英王室にとって史上最高の存在であり、多くの人々にインスピレーションを与えている。」
「すごいわね。彼女に出来ないことってあるのかしら?」
「素敵ですね。ピアノを習い始めた8歳の娘が、キャサリン皇太子妃と共通点があると知って大興奮したんです。とても感動しました。」
オープニング映像が終わると、リバプール・アリーナのステージに「カルシュ・オーケストラ」が登場し、『Stefania』を披露して華やかにオープニングを飾った。
翌14日には「カルシュ・オーケストラ」の公式Instagramが前夜の会場での様子を公開するとともに、「僕達の演奏に参加してくれた、ウェールズ公妃殿下に感謝します」とのメッセージを記した。
そして「英国がウクライナに寄せる支援の厚さを示すとともに、僕達の国が乗り越えてきた状況を世界にアピールする手助けとなりました」と加えた後、このように続けた。
「さらに、感動的なピアノのスキルも披露してくれました。彼女がヒップホップ・フォークバンドで新しいキャリアを追求されたいのであれば、僕達のツアーに必ずお招きさせて頂きます!」
キャサリン皇太子妃は幼少の頃からピアノを習い、2021年にロンドンのウェストミンスター寺院で主催したクリスマス礼拝では、英歌手トム・ウォーカーが歌うクリスマス・ソングに合わせ、ピアノ演奏を披露していた。
画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年5月13日付Instagram「A #Eurovision surprise」、2023年5月14日付Instagram「A little sneak peek behind the scenes at the filming for last night’s @Eurovision surprise」』『KALUSH 2023年5月14日付Instagram「Incredible emotions from yesterday’s performance in the Eurovision Song Contest 2023 final!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)