チャールズ国王の戴冠式で、キャサリン皇太子妃は伝統的なティアラを着用せず、葉をモチーフにしたヘッドピースを着けて出席した。このヘッドピースはシルバーの糸で葉の刺繍を施した立体的なデザインで、皇太子妃の娘シャーロット王女も同様のヘッドピースを着けていた。チャールズ国王は自然を愛し、環境保護活動を支援することから、このようなヘッドピースを選んだとみられている。
現地時間6日、ロンドンのウェストミンスター寺院でチャールズ国王の戴冠式が執り行われた。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の長男ジョージ王子(9)は、国王の付添人“ページ・オブ・オナー”の1人として、国王のローブの裾を持って歩いた。
そしてこの後、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、娘シャーロット王女(8)、末っ子ルイ王子(5)を伴って寺院に入場した。
皇太子妃は、ロイヤル・ヴィクトリア勲章が付いた赤い縁取りの青いローブを纏い、その下には「アレキサンダー・マックイーン」によるアイボリー色のドレスを着ていた。シルククレープ生地のロングドレスは、英国の4つの国を象徴する花、イングランドのバラ、ウェールズの水仙、スコットランドのあざみ、北アイルランドのシャムロックのモチーフが刺繍されている。2011年に執り行われたウィリアム王子(当時)とのロイヤルウエディングでは、ウエディングドレスにも同じ花々が刺繍されていた。
戴冠式に入場した皇太子妃は、