朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)が、3月31日の放送をもって17年の歴史に幕を閉じた。MCを務めていたお笑いタレント・加藤浩次(極楽とんぼ)は、月曜日から金曜日まで朝5時45分に起床し、毎日の生活が『スッキリ』を中心に回っていたという。番組終了後は、好きな時間に起きて朝食をとり、新聞を読みながらコーヒーを飲むといったゆったりとした朝を過ごす日々に、加藤は「本当に楽になった」とラジオ番組でしみじみと語っている。
人気バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系、2018年3月終了)にレギュラー出演中だった“狂犬”“暴れん坊”キャラの加藤浩次をMCに抜擢し、2006年4月に放送を開始した『スッキリ』。当時は「主婦層を中心とした視聴者に受け入れられるのか」と疑問視する声があがり、加藤自身も「1年くらいで終わるかも」と思っていたそうだ。最後の出演となった3月31日の『スッキリ』のエンディングで、同番組で出会ったスタッフや演者、そして視聴者への感謝の言葉を述べた一方で、加藤は「ここ10年で、時代がすごく変わった」「どんどん規制が厳しくなった」と語り、時代の変化の中でMCとしてやりにくさを感じていたことを認めていた。
4月8日深夜放送のラジオ番組『アッパレやってまーす!~土曜日です~』(MBSラジオ)で『スッキリ』が終わってからの変化を聞かれた加藤は、