メーガン妃がチャールズ国王の戴冠式に出席しないのは、妃が王室内で受けた人種差別や偏見をめぐり、妃が送った手紙に国王から納得できる返事を得られなかったことが理由だと報じられた。英メディアによると、妃はオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組出演後に国王と手紙のやりとりをしたが、満足のいく回答を得られなかったため不満を感じていたという。これを受けメーガン妃側が声明文を発表し、「率直に馬鹿げている」と激しく反論した。
英メディア『The Telegraph』が現地時間21日、メーガン妃が2021年3月にヘンリー王子とオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組に出演後、チャールズ皇太子(以下、当時)に手紙を送っていたと報じた。
同メディアによると、手紙は王室内での人種差別や無意識の偏見に関するもので、妃は生まれてくるアーチー王子の肌の色を懸念した王室メンバーを名指して非難したという。
メーガン妃はオプラとのインタビューで、ヘンリー王子との第1子アーチー王子を妊娠中、王室上級メンバーが生まれてくる赤ちゃんの肌がどれほど濃い色になるか憶測したと告白。妊娠中にストレスと闘いながら王室公務を続けるうち、自殺願望を抱くほどに追い詰められたが、王室補佐官から専門家の助けを求めることは許可されないと言われたと主張していた。
メーガン妃が送った手紙は、チャールズ皇太子から届いた手紙に対する返信だったそうだ。皇太子は手紙に家族が分裂したことの悲しみを記したものの、王室での対応が自殺願望につながったことに対する懸念や、メーガン妃が王室職員をいじめたという告発に関する調査については触れていなかったそうだ。
そのため同メディアの情報筋は、メーガン妃がチャールズ国王の戴冠式に出席しないのは、当時の手紙のやりとりによる感情が理由のひとつになっていると明かしていた。
こういった報道に対し、