米ニューハンプシャー州の民家で今月17日、野生のフクロウが窓に激突するハプニングが発生した。実は窓のそばに置かれたケージの中にペットのオウムが入っており、フクロウはこのオウムを狩ろうとして窓へ向かって飛んできたのだ。その日フクロウは諦めて飛び去ったが、翌日以降もやって来ては何度も窓にぶつかっていたという。驚きの瞬間を捉えた動画を、ニューハンプシャー州の地元メディア『WMUR News 9』などが公開している。
米ニューハンプシャー州メリマック在住のシンシア・オーガーさん(Cynthia Auger)は今月17日夜、キリスト教を広めた聖パトリックの命日を祝う「セント・パトリック・デー(St. Patrick’s Day)」で祝日だったため自宅で家族と一緒に過ごしていた。楽しい時間を過ごしていたのだが、突然別の部屋から“バンッ”と何かがぶつかる大きな音が聞こえてきた。シンシアさんは聞き慣れない音に眉をひそめながら音が聞こえた部屋へ向かい、音の正体を確かめることにした。
「部屋に入って窓の外を見てみると、とても大きなフクロウが木にとまっているのが見えたのです。そしてフクロウが少し動いたかと思うと、こちらに向かって飛んできて、窓に“バーンッ”とぶつかりました」とシンシアさんは当時を振り返った。実はこの窓のそばにはペットのオウム“バディ(Buddy)”が入ったケージが置かれていた。野生のフクロウはお腹を空かせていたのか、