妻ソフィー妃は“エディンバラ公爵夫人”となった。
今回、宮殿が発表した声明では「新しいエディンバラ公爵夫妻は、あらゆる背景を持つ若者達の可能性を最大限に引き出すというフィリップ殿下の遺志を誇りとともに引き継いでいきます」と加えている。
エドワード王子夫妻は10日午後、“エディンバラ公爵夫妻”として初めてスコットランドのエディンバラを訪問し、ウクライナ難民を支援したボランティアの人々を称えるレセプションに出席した。
王子は1999年6月にソフィー・リース=ジョーンズと結婚した際、エリザベス女王から“ウェセックス伯爵”の爵位を与えられた。バッキンガム宮殿は当時、王子が将来エディンバラ公爵になると発表していた。
フィリップ王配が2021年4月に崩御後、エディンバラ公爵の爵位は長男のチャールズ皇太子(当時)に引き継がれた。しかし昨年9月にエリザベス女王が崩御してチャールズ皇太子が国王となったため、爵位が国家に返還された。その後、爵位は国王が選んだ人物に授与することができるようになった。
エドワード王子が保有していた“ウェセックス伯爵”の爵位は、王子とソフィー妃の息子セヴァーン子爵ジェームズ(15)が継承することになった。
なおエディンバラ公爵の爵位は世襲制ではないため、エドワード王子が亡くなった場合には子供達に引き継がれるのではなく、他の王室上級メンバーに授与される可能性があるという。
画像は『The Royal Family 2023年3月10日付Instagram「Wishing the new Duke of Edinburgh a very Happy Birthday today!」「The new Duke and Duchess of Edinburgh have attended a reception at the City Chambers」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)