トバイワ氏は現場の写真をTwitterに投稿、このように綴った。
「私がこの学校を訪れたのはつい先ごろのこと。当時から危険な兆候が見られ、緊急な対応が必要であることを指摘していたのに…。当局は聞く耳を持つことが重要だ。」
これに対しミッドランズ州務大臣ラリー・マヴィマ氏(Larry Mavima)は「当局は学校の閉鎖を命じており、生徒たちが学ぶための別の場所を探しているところだった。事故が起きてしまったことはショックであり、採掘労働者が事故を避けるための対策を取ってこなかったことに失望している」と肩を落とした。
同氏はさらに「なぜこのような事故が起きたのか、また誰に責任があるのかについて調査を開始した」と述べているが、ジンバブエのネットメディア『ZimLive』は「シンクホールの発生は、零細採掘労働者らが金の採掘のために学校の下に違法にトンネルを掘った結果」と指摘した。
なお同小学校は事故後、永久的な閉鎖が決定、このニュースには「衝撃的」「もっと早く学校を閉鎖すべきだった」「子供の安全よりも金ってことだよね」「政府が腐敗しているからどうにもならない」「失業、貧困で乱掘をする零細採掘労働者が急増した結果だよ。専門知識もないのに個人やグループでやって来て穴を掘る。規制が必要だ」「金で儲けてる奴がいるってことだ」といったコメントが寄せられている。
画像は『ZimLive 2023年3月16日付「14 injured after sinkhole from illegal mining opens up in classroom」』『ITVX 2023年3月16日付「Children injured as classroom collapses into sinkhole in Zimbabwe」(Credit: Twitter/ @JudithTobaiwa2)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)