ネズミ入り食パンの隣には「パンを注文すれば、ネズミが届きます(Bread mangoge to chuha milega)」「たった10分でネズミ入りの食パン(Bread with chuha in just ten minutes)」と言葉が添えられている。
ブリンキットは今年初め、大型看板広告を使ったマーケティングを行っており、これは当時のキャッチコピー「ミルクを注文すれば、ミルクを届けます(Doodh mangoge, doodh denge)」をもじり、痛烈に揶揄したもののようだ。
さらにニティンさんは、カスタマーサービスとのやり取りをスクリーンショットにして投稿、担当者が「懸念する事態」と述べて謝罪する文章が並べられた。
ちなみにこの投稿には、「こんなことってあるの?」「これは最悪」「衛生管理はどうなっているの?」「たんぱく質が豊富なパンになったわね」「食品安全機関は配達店の定期的な立ち入り検査を行っているのかしら?」といった声のほか、ニティンさんの投稿自体を疑う次のようなコメントも寄せられた。
「配達した人はネズミに気が付かなかったわけ?」
「これは本当なの?」
「ネズミにとって袋から出るのはそんなに大変なことではないと思うけど?」
「SNSでの人気を集めるための嘘では?」
そしてこのほかにも「私も同じような経験をした」「以前、苦情を言ったが相手にしてもらえなかった」という声が殺到、ブリンキットのカスタマーサービス統括責任者ダナンジャイ・シャシッドハラン氏(Dhananjay Shashidharan)はTwitterで謝罪した。
同氏によると、ニティンさんが利用した店舗の調査は継続中とのことだが、すでにパートナー契約を打ち切っているそうで「我々は全ての店に高い衛生基準を求めています。この一件以来、店舗の監査の回数を増やして対応にあたっています」と述べている。
@letsblinkit @blinkitcares pic.twitter.com/CDCvlWbEor
— Namita Chugh (@ChughNamita) February 3, 2023
画像2、3枚目は『Nitin Arora 2023年2月3日付Twitter「Most unpleasant experience with @letsblinkit」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)