寒い時期には猫が暖を求めて車のエンジンルームに入り込んでしまうことも少なくないが、このほどアメリカの自動車販売店の整備場でオイル交換を行っていた整備士が聞き慣れない音を耳にし、確認してみると車の内部にウサギの姿を発見した。ウサギは勢いよく車から飛び出すと広い整備場を逃げ回り、整備士が捕まえようと必死に追いかける姿を捉えた動画には多くの笑いの声が集まっている。『NBC 6 South Florida』などが伝えた。
ウサギが見つかったのは、米フロリダ州ネイプルズにあるBMW販売店に併設された整備場だ。当時は次から次へと車の点検依頼が舞い込み、整備士たちは休む暇もなく作業していたという。そして整備士の1人であるカイル・フリッドさん(Kyle Fridh)がある車のオイル交換をしていると、車の内部から何かを引っ搔くような音が聞こえてきた。
これまで整備士として16年間働いてきたカイルさんだったが、このような音は聞いたことがなかったという。この事態を聞きつけて他のスタッフたちが集まり音の出どころを探るために隙間から覗いてみると、車のモーター部分近くにウサギがいることが判明し、救出することになった。
カイルさんと他の整備士らが協力し、車を機械で持ち上げてウサギを救出する様子をスタッフの1人であるノア・カプリシオンさん(Noah Caprisien)が動画に収めており、取り外された車の部品の奥にはウサギの姿が確認できる。整備士の1人であるウィルトンさん(Wilton)が手を伸ばしてウサギを捕まえようとしたが上手くいかず、