海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】劣悪な環境で食肉用として違法に育てられていた47羽のウサギ 中には体重8キロの巨大ウサギも(英)

今月11日、動物福祉団体が違法に育てられていた47羽のウサギを保護したというニュースがイギリスより届いた。ウサギたちは食肉用として育てられていたと言い、中には体重8キロ超える巨大なウサギも確認された。幸いにもウサギたちに健康上の問題はなく、現在里親を探しているという。『Metro』などが伝えている。

英ノーサンバーランド州アッシントンにて、泥まみれの小屋でウサギが走り回っているのを見て心配した地域住民が通報したことにより今回の件が発覚した。通報を受けた英国王立動物虐待防止協会(The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals、以下RSPCA)のスタッフが今月11日に現場を訪れると、47羽ものウサギが劣悪な環境で飼育されていた。捜査を進めるとこのウサギたちは違法に食肉用として育てられており、太らされて闇市場で販売されていたことが判明した。

現場を訪れたスタッフの1人であるトレヴァー・ウォーカーさん(Trevor Walker)は「ウサギたちは狭く汚れた環境で飼育されていて、特にこの暑い時期には非常に不快だったと思います」と当時の様子を明かした。汚物まみれの小屋には“フレミッシュジャイアント”という品種のウサギが溢れんばかりに放たれていたといい、繁殖させるためにその小屋に放置されていたものとみられている。

フレミッシュジャイアントは「フランダースの巨人」または「フランスの巨人」という意味を持つウサギの世界最大種の1つで、ペットとしてだけでなく一部は毛皮や食肉用として飼育されている。今回見つかったウサギたちは大人と子どもが半々で、大きい個体で体重8キロを超え耳の長さは7インチ(約17.7センチ)もあった。さらに調べると、

1 2