小さく跳ねる姿が可愛らしいウサギだが、中には体長1メートルに成長する大型種もいる。そんな巨大ウサギがイギリスでペットとして飼われており、飼い主は「我が子同然」と溺愛する。専用SNSアカウントでウサギの魅力を発信すると、教育関連本の表紙モデルや絵本の主人公としてオファーが届いたという。『Metro』などが伝えている。
英リンカンシャーのスカンソープに暮らすリン・ホブソンさん(Lyn Hobson、60)と夫のピーターさん(Peter)は、自宅でコンチネンタル・ジャイアント(continental giant)という種類のオスのウサギ“ジェスター(Jester、1歳8か月)”を飼っている。
コンチネンタル・ジャイアントは大型種のウサギで、平均体重は16~25ポンド(約7.2~11キロ)、体長は大きいもので3フィート(約91センチ)に成長する。『LADbible』によると、同種の世界記録は体重22キロ、体長132センチだという。ジェスターの体重は20ポンド(約9キロ)で平均の大きさのようだ。
リンさんは2019年4月1日に、生後数週間だったジェスターをブリーダーから購入した。この日がエイプリルフールだったことから、“冗談好きな人”の意味を持つ“Jester”と名付けたという。ジェスターを室内飼いできるようにしっかりとトイレトレーニングを行ったおかげで、今まで粗相をしたこともないそうだ。
ジェスターを「我が子のように甘やかして育てた」と自認するリンさんは、「私がテレビを見ていても洗い物をしていても、後ろについてきて常に一緒にいるの」と明かす。ジェスターはリンさん夫婦の寝室の反対側に専用部屋を持っており、