チャールズ国王(74)が英ロンドン近郊の町ルートンを訪問中、群衆の中にいた男から生卵を投げつけられた。卵は国王に当たらなかったが、男はその場で地元警察によって逮捕された。国王は先月、英ヨークを訪問した際に大学生から数個の生卵を投げつけられるというハプニングがあったばかりだった。
チャールズ国王が現地時間6日、英バークシャー州のルートンを訪問した。この日の午前中は冷え込んだが、現地のタウンホール(庁舎)前の沿道には国王を歓迎するために何百人もの群衆が集まっていた。
英メディア『BBC』『Sky News』などによると、現地に到着した国王は、集まった人々と握手や対話をしたり写真撮影に応じるなどして交流を楽しんでいたという。
しかしそんな時、群衆の中で騒動が起こって警備員が動き出した。叫び声などは聞こえておらず、国王も動揺することなく冷静な様子を保っていたそうだ。
その後、チャールズ国王に向けて生卵を投げたとして20代の男を暴行容疑で逮捕したことをベッドフォードシャー警察が発表した。容疑者の男は現場のセント・ジョージ・スクエアで身柄を拘束され、尋問のために拘留された。
生卵は国王に当たらなかったが、騒動が起こった時は警備員によって群衆から一時的に遠ざけられたという。この後、国王は庁舎に入り、