チャールズ国王が、英ヨーク市にあるヨーク・ミンスターに設置された故エリザベス女王の彫像の除幕式に出席した。女王の崩御後初披露された彫像は、同市で200年ぶりに作られた公共広場「クイーン・エリザベス・スクエア」を見下ろす場所に置かれた。国王は除幕前にスピーチを行い、「女王の並外れた奉仕と献身の人生への賛辞である」と感激を述べた。

チャールズ国王とカミラ王妃が現地時間9日、英北部ヨークシャー州にあるヨーク市を訪れ、英国最大の大聖堂であるヨーク・ミンスターの入り口前に設置された、故エリザベス女王の彫像の除幕式に出席した。

女王の新たな彫像は、ヨーク市で200年ぶりとなる新たな広場を見下ろす場所に設置された。この広場は女王に敬意を表して「クイーン・エリザベス・スクエア」と名付けられた。

除幕前にスピーチを行った国王は「女王はその生涯において、常に国民の福祉に心を砕いていました。彼女の姿は、今後何世紀にもわたりクイーン・エリザベス・スクエアとなる場所を見守ることでしょう」と述べ、こう続けた。

「今、私達は大きな悲しみとともに、その治世が過ぎ去るのを目の当たりにしています。しかしこれは彼女の思い出として、並外れた奉仕と献身の人生への賛辞として公開されるのです。」

この日はあいにくの雨に見舞われたものの、