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writer : flynn

【海外発!Breaking News】波にさらわれて行方不明になった15歳少女、イルカの群れがその死を悼む(南ア)

この悲しい事故に近隣住民は亡くなった少女の追悼のため、キャンドルサービスを行った。

ランドゥッドノ・ライフセービング・クラブのウェイン・グリーベソン会長(Wayne Grieveson)は「非番のライフセーバーたちも捜索に駆けつけ、非常に厳しい状況の中で少女を捜していたが、残念な結果になってしまいました。彼女は岩から転落し、水温は10度前後で海はかなり大きなうねりがあったようです。私たちはライフガードが常駐していない、またはパトロールしていない危険な場所は避けるよう、すべての市民に呼びかけています」と話している。またランドゥッドノ周辺の海にイルカがいることは珍しいことではないそうで、「多くのサーファーや船乗りが、海でイルカの優しさに触れた、守ってもらったなどというエピソードを持っている」と明かした。

なお海洋哺乳類専門家でステレンボッシュ大学のサイモン・エルウェン研究員(Simon Elwen)は「イルカは明らかに死、そして喪失という感覚を持っている。イルカは海に漂っている少女の状況を認識した可能性がある」と述べている。イルカは我が子の死に対して喪に服すような儀式を行うことで知られており、その際に亡骸を数日間連れて泳ぐとのことだ。よって今回のイルカは、明らかに少女の死という状況を察知していたとみられている。

画像は『Cape Town ETC 2022年11月1日付「Dolphins display mourning behaviour for teen that drowned near Llandudno」』『IOL 2022年10月31日付「Dolphins ‘mourn’ death of Cape teen suspected to have slipped off rock and get swept out to sea」(Picture: Phando Jikelo/African News Agency(ANA))』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

少女が転落したと見られる岩場(画像は『IOL 2022年10月31日付「Dolphins ‘mourn’ death of Cape teen suspected to have slipped off rock and get swept out to sea」(Picture: Phando Jikelo/African News Agency(ANA))』のスクリーンショット)

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