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writer : flynn

【海外発!Breaking News】波にさらわれて行方不明になった15歳少女、イルカの群れがその死を悼む(南ア)

南アフリカのケープタウン郊外で、15歳の少女が海に転落して行方不明になった。大掛かりな捜索を行った末に残念ながら少女は遺体で発見されたが、イルカの群れとともに漂っていたためイルカが彼女の死を悼んでいるように見えたという。この悲しい事故とイルカの追悼の様子を『IOL』などが伝えている。

10月28日の午後6時頃、高級住宅に囲まれるようにあるケープタウン郊外ランドゥッドノ(Llandudno)のビーチに隣接するロジーズ(Logies)湾で、15歳の少女が行方不明になったという通報がケープタウン市の緊急センターに入った。ロジーズ湾は潮流が荒いことで知られており、海難救助隊(NSRI)のクレイグ・ランビノンさん(Craig Lambinon)はこの少女について、友人たちと一緒に遊んでいる時に誤って岩から滑り落ち「引き波にさらわれた可能性がある」と述べていた。

その後、ケープタウン市のライフセービング隊、NSRI、警察、消防救助隊、救急医療隊、地域警備隊、西ケープ州政府医療救助隊に救助ドローンまで参加して大規模な捜索が行われた。そして翌日、沖合約1キロの深海を捜索中だったNSRIの救助船が、10代の遺体が救助船の近くに浮かんでいるのを発見したという報告があがった。しかもその遺体は、イルカの群れを伴って海面に浮かんでいたという。

警察のダイバーが少女の遺体を回収し、遺体は救助船で陸へと搬送された。今後は司法解剖が行われるが、

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