好奇心旺盛な幼い子は親が目を離した一瞬の隙に事件や事故に巻き込まれてしまう。アメリカ在住で3児の母親であるヴィクトリア・エリザベスさん(Victoria Elizabeth)が5月28日、「悲劇がどれほど簡単に起こってしまうのか知ってほしい」と幼い息子が事故に合う間際の映像を公開し、人々に警鐘を鳴らした。『7NEWS』などが伝えている。
アメリカ在住で男児3人の母親であるヴィクトリアさんが5月28日、自宅に設置された防犯カメラが昨年10月22日に捉えた58秒の映像をTikTokに公開した。動画はヴィクトリアさんが上の2人の子に注意を向けていたわずか30秒ほどの間に、三男がゲートを抜けて敷地内から抜け出し、交通量の多い大通りに一目散にかけていくところが映っている。
時刻は5時21分、学校や幼稚園からそれぞれ帰ってきたのか、子供用のリュックサックを肩にかけたヴィクトリアさんが家の鍵を開けているところから動画は始まる。
長男は電子パッドに視線を落としたまま家の中へ、傘を持った次男はヴィクトリアさんが屈んで靴紐をほどいてあげているようだ。すると画面の奥から、兄2人に遅れてあどけない足取りの三男が現れた。2歳ほどとみられるその子は、みんなが家に入ろうとしている間にドアとは逆に家の外につながる門へと走っていく。
車用のゲートとは別に作られた狭い押戸式のゲートにはハロウィン用に大きなかぼちゃの飾りが3個置かれており、わずかに門が開いたままだ。それに気づいた三男は両手で門を押して全開にすると、そのまま勢いよく敷地の外に駆け出していったのだ。
この時点で動画再生時間は11秒ほど、ヴィクトリアさんの視線はまだ次男の足元にあり、