子供は好奇心から思いがけない場所に入り込んでしまうことがある。このほどアメリカで、祖母の家のゴミ箱に入り込んだ男児が直後にやってきた収集車によってゴミとともに回収されてしまった。死を覚悟した男児だったが、幸いにも監視カメラをチェックしていた運転手によって救出されたという。『NBC News』『7NEWS.com.au』などが伝えている。
米フロリダ州ヒルズボロ郡にて、祖母の家の前で遊んでいたエリアス・ケサダくん(Elias Quezada、7)は好奇心から道の段差に足をかけ、家の前に置かれた大きなゴミ箱の中に入り込んだ。
アメリカでは蓋つきのゴミ箱を家の前に置いておくと、決まった曜日にゴミ収集車がやってきてロボットアームの操作により中身を回収する。 不運にもこの日は火曜日で、この地域のゴミ回収日だった。
エリアス君がゴミ箱の中に隠れると直後にやってきた収集車がゴミ箱をすくいあげ、ゴミと一緒にエリアス君を粉砕機のある荷台へと放り込んでしまったのである。
この時の恐怖をエリアス君は「終わった、と思ったよ」「僕は持ち上げられて、(粉砕機で)マッシュポテトになる所に投げ込まれたんだ」と振り返る。
死を覚悟したエリアス君だったが、幸いにも事故の瞬間を運転手のウォルド・フィデルさん(Waldo Fidele)が監視カメラで目撃していた。ウォルドさんらゴミ収集車の運転手は、ゴミの中身を放り込む際に一つ一つを監視カメラでチェックするように訓練されている。
とはいえ何度も同じ作業を繰り返すルーティンワークでは、