海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】ナイフを持ったサルが1週間も街を徘徊 人々を脅すような仕草に「クレイジーだ」(ブラジル)<動画あり>

ネット上では面白画像として出回っていた。

1週間も騒ぎになっていれば警察や野生動物の専門団体などが動き出していてもおかしくはない。同市の環境部門はこの問題を把握していたが、サルを捕獲するための手段が整っていないため「動くに動けない」と述べていた。環境警察の分遣隊にも応援を要請したが、一番近くにある分遣隊が403マイル(約648キロ)離れた場所にありすぐに駆け付けることができない状況だった。

アレッサンドロさんは「サルの行動は読めないですし、より深刻な事態に発展することを避ける必要がある」と話し、心配した地元の人々と共にブラジル環境省の下部機関である「ブラジル環境・再生可能天然資源院(Brazilian Institute of Environment and Renewable Natural Resources、IBAMA)」に連絡して対応を求め、同機関は調査を開始する旨を公表した。

そして後日、動物愛護団体が同地域を訪れサルの捕獲に成功したというニュースが報道された。このサルは同州テレジーナ市にある「ブラジル環境・水資源研究所(Brazilian Institute for the Environment and Water Resources)」の動物リハビリセンターにて保護される予定となっており、獣医は「サルは野生に戻すためにリハビリを受ける予定です」と語っている。

また環境アナリストのジョネイル・ルストーザさん(Jonail Lustosa)によると、このサルは人に躊躇なく近づいたり膝の上に乗ったりと飼育されているような行動を取っていると明かしており、以前に飼われていて捨てられた可能性が高いと推測している。しかし現在までにこのサルの飼い主は明らかになっていない。

このニュースを見た人からは「人間にうんざりしたのかもよ」「本当に刃を研いでいるみたいだ」「野生動物の逆襲が始まったね」「これはクレイジーだ」「冗談みたいなニュース」などといった声があがっている。

刃を研ぐように壁にナイフを擦り付けるサル(画像は『Metro 2022年6月25日付「Knife-wielding monkey ‘running riot’ and terrorising town」(Picture: CEN)』のスクリーンショット)

ちなみに少し前にはタンザニアで、サルの群れが民家に侵入し授乳中の赤子を連れ去り死亡させるという驚きのニュースが世間を賑わせていた。

画像は『Metro 2022年6月25日付「Knife-wielding monkey ‘running riot’ and terrorising town」(Picture: CEN)』『Gulf Today 2022年6月26日付「VIDEO: Knife-wielding monkey that terrorised Brazilian city, captured」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

動物保護団体に捕獲されたサル(画像は『Gulf Today 2022年6月26日付「VIDEO: Knife-wielding monkey that terrorised Brazilian city, captured」』のスクリーンショット)

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