ピン芸人日本一を決める『R-1グランプリ2022』決勝が6日に行われ、同大会2016年のチャンピオン・ハリウッドザコシショウは昨年に引き続き審査員を務めた。審査員席ではお決まりのハチャメチャ芸を封印し、丁寧な審査と的確な批評がネット上で話題になったが、それだけではなかったようだ。
『R-1グランプリ2022』で準優勝に終わったZAZYには「去年の失敗を絶対、失敗しないようにしているのはポイントです」、6位の寺田寛明には「去年より面白くなって大喜利力はすごくある方ですが、テレビで見てる人を意識する何かが欲しかった」と、去年と比べてどこが良くなっているかをハリウッドザコシショウは限られた時間ながら丁寧に説明していた。また敗者復活ステージから勝ち上がったYes!アキト(決勝進出は初)には「ギャグの羅列は僕も昔やったことがあるんですが、評価に値しなくて。それを凌駕するような爆発力が欲しかったですね」と“真面目”なアドバイスをしている。
7日深夜放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)でのこと、パーソナリティーの伊集院光は『R-1グランプリ2022』で「僕が選ぶトップは、ザコシショウ」と述べている。「きちんとスーツを着て、ちゃんとしたことを言う」「ずっとズバズバ的を射てるコメントをしている」彼が面白くてたまらないらしい。なにしろ伊集院が今、この世で一番面白いと思っている芸がハリウッドザコシショウの五木ひろしのものまねだそうで、