“孤高のピン芸人”ハリウッドザコシショウは、家族のことなど私生活についてあまり語ることはない。だが大阪NSC時代の同期で、今もプライベートで親交のあるケンドーコバヤシによると「私生活は安定しているのに、何であんな不安定な芸風なのか」と不思議なほど幸せそうだという。
「キングオブコント2012」優勝のバイきんぐ、「R-1ぐらんぷり2017」で優勝したアキラ100%、「M-1グランプリ2020」4位の錦鯉を擁するソニー・ミュージックアーティスツの芸人らは別名“ハリウッド軍団”とも呼ばれるグループがあり、そのリーダーが「R-1ぐらんぷり2016」で優勝したハリウッドザコシショウである。「仕事を続ける上で、最も大切なのは“仲間”」だというザコシショウは、下積み時代に同じ志を持っている仲間と一緒に目標に向かって頑張ってきた。その経験から“ハリウッド軍団”では大人数で集まり、ネタ会議やイベントを開催し、芸人同士が顔を合わせ切磋琢磨できる環境を整えてきたのだ。
16日深夜放送の『ジンギス談!』(北海道放送)にケンドーコバヤシと一緒にゲスト出演したザコシショウは、私生活のことに質問が及ぶと顔がピンク色になり照れていた。彼は2011年9月に一般女性と結婚しているが、結婚の決め手はかなりあった自分の借金を黙って肩代わりしてくれたからだととぼけていたものの、MCのタカ(タカアンドトシ)から「下積み時代を支えてくれたんだよね」と聞かれると素直にうなずいていた。結婚式はお金がなかったので、当時よく出演していた深夜のネタ番組『あらびき団』でやってもらったそうだ。さらに今年で結婚して10年になることから「Sweet 10 Diamond(スウィート10ダイヤモンド)の指輪とかあげたら?」とタカがアドバイスすると、