来園客は驚きながらも「可愛い!」と口にしながら携帯で撮影する姿が見られた。
幸いにも飼育エリアと来園客のエリアの間には2メートルほどのスペースが設けられており、脱走した萌蘭と来園客が直接対峙してしまうようなことはなかった。その後、事態に気付いた飼育員がエサで萌蘭をおびき寄せ、スムーズに飼育エリアに戻すことができたそうだ。
自分の背丈よりも高い壁を登ってしまった萌蘭だったが、幸いにもケガはなく元気に過ごしているという。
ぽっちゃりとした体形で脱走したパンダの姿が多くのメディアに公開されると、「これは可愛すぎるよ」「脱走している時のあの笑顔はたまらないね」「野生にかえりたかったのかな?」などのコメントがあがっている。
同動物園では萌蘭が再び脱走しないように囲いの設備を見直すことを明かしており、職員は「一度きりの冒険ですよ」と話している。
なお萌蘭は2015年に四川省にある「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」で生まれ、2017年9月に同動物園にやってきた。その翌月には一般公開が始まり、スター級の人気を集めている。
画像は『Metro 2021年12月16日付「Giant panda escapes zoo enclosure but is lured back with lunch」(Picture: Newsflare)』『The Sun 2021年12月16日付「PANDA-MONIUM Naughty panda causes panic after escaping from enclosure at zoo in China」(Credit: AsiaWire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)