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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】獲物と勘違い? 子グマがクリスマスデコレーションのトナカイに襲いかかる(米)<動画あり>

獲物と見立てて狩りの練習でもしていたのかとも思える。よく見ると子グマの後ろでは母グマと思われる大きなクマがいて、狩りを教えているかのように見守っていた。

目の前でこの様子を見ていたドンナさんは、「自分たちのテリトリーに入ってきたことに腹を立てているのだと思いましたね」という見解を示している。

子グマに襲われてしまったトナカイはすぐに空気で膨らんだが、動画の最後では膝の部分が折れ曲がってしっかりと立つことができなくなっていた。

可愛らしい子グマの姿を捉えた動画が多くのメディアに取り上げられ、SNSなどで拡散されると「遊んでいる子グマを見守っている母グマもいいね」「大きな獲物を仕留めた英雄伝として、クマの間で語り継がれていくかも」「子グマは豪華なディナーと勘違いしたのかな?」などジョークを飛ばす声で溢れている。

コメント欄には、「このトナカイが人とかペットではなく本当に良かったよ」と恐怖を訴える声も届いている。このコメントは的を射ており、今回撮影されたクマの親子はよく目撃されているそうで、周辺でトラブルの種となっているとドンナさんは明かしている。近くにはサン・ガブリエル山脈が広がっており、クマが家の中まで入ってきてしまったこともあるという。

「窓から入ってきて、壁には傷がついていましたね。ベッドに上がってしまったので肉球の跡が残っていました。」

動物園スタッフのリー・ハンツマンさん(Lee Huntsman)は、クマは200フィート(約61メートル)先からでも人間の姿を認識することができ、暗い場所でもよく見えるという。

自分より何倍も大きなトナカイの飾りを見つけた子グマ(画像は『Donna Klotzle Hargett 2021年12月9日付Facebook「Rudolph pissed off the bears」』のスクリーンショット)

今回ドンナさんは1000フィート(約305メートル)以上は近づかないようにしていたと話しており、クマの親子はドンナさんに気がつかず去ったそうだ。

テリトリーを侵害されたと勘違いか(画像は『Donna Klotzle Hargett 2021年12月9日付Facebook「Rudolph pissed off the bears」』のスクリーンショット)

なお子グマは人間の子どもと同じように好奇心旺盛のようで、今年10月には同じくアメリカで小学校にある滑り台で遊ぶ野生のクマの親子が目撃され、母親が子を見守るその姿が人間そっくりだと話題を呼んでいた。

画像は『CBS Los Angeles 2021年12月9日付「Caught On Camera: Baby Bear Can’t Keep Its Paws Of Inflatable Reindeer」』『Donna Klotzle Hargett 2021年12月9日付Facebook「Rudolph pissed off the bears」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

体重をかけた子グマによってしぼんでしまったトナカイ(画像は『Donna Klotzle Hargett 2021年12月9日付Facebook「Rudolph pissed off the bears」』のスクリーンショット)

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