ジェフェリーが近所の別の家でも可愛がられていることが判明した。
このメモを見たジェシカさんは驚きつつも「笑ってしまいましたよ。というのも最近、ジェフェリーがエサや水を欲しがらないので体重が減り始めていたのです。獣医の診察を受けて抗生物質を投与し、右胸の体毛を剃ってそこから採血を行ったのです」と明かした。
ジェフェリーの右胸の体毛がなくなっていたことに気がついたメモの差出人は心配し、首輪にメモをつけて飼い主にコンタクトを取ろうと試みたのだった。ジェシカさんは返信として、自分の名前と電話番号を書いたメモをジェフェリーの首輪につけた。
携帯に連絡はこなかったが、ジェフェリーは新しいメモを首輪につけて帰ってきた。それにより、第二の飼い主となっていたのはクリスさん(Kriss)という男性であることが分かった。クリスさんからの返信メモには「この子は自分にとって特別な猫だ」という旨が書かれていた。
ジェシカさんは「ジェフェリーはクリスさんの家に執拗に入ろうとしているみたいですが、それをクリスさんが喜んで迎え入れていることがとても嬉しいです。クリスさんはとても素敵な方で、私と同じようにジェフェリーを愛してくれているのです」と明かしており、ジェフェリーが両方の家でたくさんの愛を注がれているという事実に喜んだ。
なおジェフェリーはもともとジェシカさんの友人が飼っていた猫だったが、高層階だったその場所がジェフェリーには合わなかったようで1歳頃に引き取ったという。その頃からジェフェリーは元気ないたずらっ子で、向かいの家の女性がシャワーを終えて出てくると、こっそり侵入したジェフェリーが洗面台ボールで丸まって眠っており驚かせたこともあったそうだ。
ジェシカさんも「うちに来たばかりの頃に私の手を噛んだことがありました。すぐに叔母がジェフェリーを捕まえて外に出したのですが、10分後には帰ってきて窓をノックしていましたよ。これがジェフェリーのやり方なんでしょうね」と笑って明かしており、近所でもいたずら好きで有名な猫だった。
またジェフェリーは帰ってくると、玄関ドアのハンドル部分に飛びつき、自分でドアを開けて中に入ることもあるという。器用で無邪気なジェフェリーはいたずらが見つかって怒られると、あからさまに落ち込むという。しかし溺愛しているジェシカさんは、すぐに抱きしめてご機嫌を取るそうだ。
画像は『Edinburgh Live 2021年12月8日付「Edinburgh cat owner in stitches after pet comes home with ‘I’ve been fed’ note」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)