「服や絵本は子供たちが大きくなったら寄付したりとか、スーパーに行くときはマイバッグを持って行ったり、食べ残しをしないように子供たちにも『これはいろんな人が頑張って(作ったもの)。野菜だってすぐに育たないんだよ』と話して…」とエシカル消費に気を配っているそうだ。また「『残さない』という意味では最後は何でも豚汁に入れる。カレーだったりとか。いろんなのを煮込んじゃって捨てないように心がけていますね」と具体策を明かした。
小島よしおは、物を捨てずに服を後輩にあげたり、フリーマーケットアプリを利用して他の人に譲ったりするという。「結構大きい太鼓をライブで使ったんですよ。志半ばで続けられなくなって、SNSで募集したら太鼓を『欲しいです』という方が来てくれて、活用しているところを動画で見せてくれて」と経験談を述べた。「僕が太鼓を使わなくなっちゃって、海パンとか服がぶら下がっている状態になっちゃって、太鼓にしたら叩いて欲しいのに。(でも捨てずに譲ったことで)子供たちの太鼓サークルでバンバン叩いている姿を見ていいなぁと」と再び活躍している太鼓に安堵した。
イベント後半ではトイレットペーパーの芯を使って、クリスマスに向けてサンタクロースのオーナメントを作った。藤本や小島たちと一緒にZoomで参加した子供たちも同時に作成。子供たちはサンタの服を青くしたり表情を工夫したり、それぞれ思い思いのサンタを画面を通して披露したが、小島も自身のトレードマークでもある海水パンツを穿かせたサンタを完成させて笑いを誘った。
藤本美貴は「(今日は)絵本にしてみたりサンタさん作ったりで、身近にエシカルってあるんだなと思うと取り入れやすいし、まずできる簡単なところから考えて、子供に伝えていくことがずっと続けていけると思う。楽しみながら私もやっていきたいし、皆さんにもやっていただきたいなと思います」と笑顔で締めくくった。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)