映画『私はいったい、何と闘っているのか』(12月17日公開)のプレミア試写会イベントが21日に都内で開催され、主演の安田顕をはじめ、共演の小池栄子、岡田結実、SWAY、小山春朋、李闘士男監督が登壇した。同作の原作はピン芸人・つぶやきシローの同名小説だが、そのつぶやきシローがまだこの映画を観ていないことが発覚し、登壇者たちが慌てふためいた。
主演の安田顕が「本日はお集まりいただきありがとうございます。いつも直接足を運んでいただいていると思うと、すごく緊張しますが、上映後ということで少し楽な気持ちでお話できると思います。どうぞよろしくお願いいたします」と緊張しながらもつい先程映画を観終わった観客に挨拶してスタートしたプレミアイベント。安田が演じるのは仕事でも家庭でも常に空気を読みムダに気を遣いまくるが、良かれと思ってやったことがことごとく裏目に出てしまう、笑ってしまうほど不器用なスーパーの万年主任・伊澤春男(45歳)だ。
イベントにはその主人公の妻役の小池栄子、長女役の岡田結実、小学生の長男役の小山春朋、長女の恋人役のSWAY、そして李闘士男監督も登場した。安田顕は家族を演じたキャストについて「(家族を演じるということで)短い時間でコミュニケーションを取って、輪を作っていくということが大事なんですが、そういう部分を小池さんが引っ張ってくださいました」と感謝。また岡田も次女役の菊池日菜子や長男役の小山春朋と上手にコミュニケーションを取っていたという。しかし安田は昼食の際に子供たちに溶け込もうとするもほとんど話すことができず、まさに不器用な主人公そのものだったらしい。
このように“家族”として少しずつ馴染んでいったキャストたちだが、