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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】サーカス公演中にクマが女性トレーナーを襲う 妊娠したことに嫉妬か(露)<動画あり>

女性はすぐに病院へ運ばれた。自分より一回りも大きいクマに襲われてしまった女性だったが、奇跡的に2か所の切り傷と打撲など軽傷で済んだという。女性は妊娠中だったが、お腹の子も無事だったとのことだ。

女性は「クマも私の赤ちゃんもみんな無事です。もしかすると私が妊娠していたので、クマは嫉妬していたのかもしれません。妊娠するといろんな違いが生まれますからね」とクマの暴走について述べ、「今回の件はより経験豊富な同僚とともに対処していきます。今のところあのクマはまるで何事もなかったかのように、いつも通り優しく愛情を込めて私に接してくれています」と明かしている。

現場からは女性とクマは仲直りするようにハグしていたという目撃情報や、一方でショーが始まる前に檻に入っていたクマは興奮状態だったという証言もあったようだ。

このサーカス団の公演では以前にもクマがトレーナーに襲いかかる事故があったそうで、現在は女性を襲ったクマの出演を見送っており、ロシアの調査委員会が事故の詳細を捜査している。

女性トレーナーの腹部付近にしがみ付くようにして攻撃するクマ(画像は『The Sun 2021年10月17日付「BEAR RAGE Horror moment ‘jealous’ brown bear attacks pregnant circus performer in front of screaming children」(Credit: East2West)』のスクリーンショット)

なおロシアの動物愛護団体「VITA」はサーカスで動物を使うことを禁止するよう求めており、同団体のイリーナ・ノヴォジローヴァさん(Irina Novozhilova)は「サーカスが人道的でない理由はいたってシンプルです。トレーニングは残酷さと結びついており、サーカスは常に限界を超えるような残酷さです。動物を用いたサーカスは禁止されるべきです」と述べている。

女性からクマを引きはがそうとする男性2人(画像は『The Sun 2021年10月17日付「BEAR RAGE Horror moment ‘jealous’ brown bear attacks pregnant circus performer in front of screaming children」(Credit: East2West)』のスクリーンショット)

今回の映像を見た人々からは「クマはサーカスでショーをする動物ではない」「小さい檻に入れられていたら、クマの気持ちも分からなくないよ」「クマは野生動物であり、ペットではないんだ」「クマは何も悪くないよ」などクマを擁護したり、動物をサーカスに用いることに対する批判の声が見受けられた。

画像は『The Sun 2021年10月17日付「BEAR RAGE Horror moment ‘jealous’ brown bear attacks pregnant circus performer in front of screaming children」(Credit: East2West)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

当時のステージには2頭のクマが(画像は『The Sun 2021年10月17日付「BEAR RAGE Horror moment ‘jealous’ brown bear attacks pregnant circus performer in front of screaming children」(Credit: East2West)』のスクリーンショット)

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