イルカがスピードを上げてダイバーの周りを泳ぎ、彼らを守っているように見える。
そして最後には「イルカは私たちの安全のために群れの中に入れてくれるのです。なんて美しい魂なのでしょう。この可愛いイルカのように私たちもみんながお互いを思いやりたいものです」とメッセージが添えられている。
水中でサメに接近したのは今回が初めてではないというケイリーさんは、特別な訓練を受けたオーシャンガイドとして海洋生物の行動を理解し彼らの生活を記録しているという。
昨年、海洋ツアー会社「Kaimana Ocean Safari」のインタビューを受けたケイリーさんはこう語っていた。
「妊娠している可能性が高い22フィート(約6.7メートル)のホホジロザメと一緒に泳ぐことができて、とてもいい経験になりました。サメはまったく脅威を感じていませんでした。私はサメと一緒に泳ぐのが大好きです。サメは凶暴だと言われていますが、実際は思っている以上に優雅で優しい生物です。ほとんどの動物はエネルギーを感知することができ、想像以上に賢いのです。」
またケイリーさんは「この素晴らしい生き物たちを守るために人間は大きな役割を果たすことができる」と述べており、「海を守ることはこの地球に生命をもたらすために必要なことです。そのためには魚を食べる量を減らしたり、持続可能な水産物を選んで食べること、それに使い捨てプラスチックの使用を減らしたり、海のために声をあげたりすることが大切です。それとビーチでは必ずゴミを拾いましょう」と呼びかけている。
画像は『Kayleigh Grant 2021年9月7日付TikTok「What a sweet #dolphin」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)