米ラッパーのリル・ナズ・X(22)がファッションの祭典「METガラ」でレッドカーペットデビューを果たし、豪華な3パターンの衣装を披露した。「ヴェルサーチ」による全身ゴールドのコスチュームで登場したリルは、今回の衣装について自身のキャリアを象徴したものと明かしている。
現地時間13日、ニューヨークのメトロポリタン美術館で「METガラ」が開催された。このたびレッドカーペット初登場となったリル・ナズ・Xはイタリアのファッションデザイナー、ドナテラ・ヴェルサーチのカスタムデザインによる3パターンのコスチュームを披露した。
重ね着した衣装を次々と脱いだリルに対し、米誌『VOGUE』は「レッドカーペット版のロシアのマトリョーシカ人形のような、ドラマチックなアンサンブルだ」と評価している。
リルはこの日、ゴールドのビーズを施した豪華なケープを着用して登場。後部には長く流れるトレーンが付いており、まるで王様のような雰囲気だ。
カメラに向かってポーズを取った後にスタッフがケープを脱がせると、その下からは全身メタリックなゴールドで覆われた鎧のような衣装が現れた。
続いて鎧を脱ぎ捨てると、最後にはシグネチャーカラーのブラックとゴールドを使用した、全身にクリスタルが施されたボディスーツ姿を披露した。
会場でリルは『VOGUE』のインタビューに応じ、