2021年の最新型シボレー・トレイルブレイザーが贈られたという。また2位、3位にはそれぞれ、美しいリゾート地として知られるメキシコのリビエラ・マヤ地域にある宿泊施設「リウ・パレス・メキシコ」のオールインクルーシブの旅行券や現金2000ドル(約22万円)分などが贈呈されたそうだ。
今年のイベントアンバサダーとして活躍したスペシャルオリンピックス・アスリートのマロリー・テイラーさん(Mallory Taylor、24)は、8歳の頃からスペシャルオリンピックスのアスリートとして活躍している。
これまでにボッチャ(パラリンピック正式種目である球技スポーツ)、ゴルフ、バスケットボール、バレーボール、サッカーなどのスポーツで75個以上のメダルを獲得しているマロリーさんは、このレースで優勝したラバーダックを手にし、大勢の観客の前で堂々と掲げた。
マロリーさんは他の25人のアスリートと共に所属する「Darling Ducklings」というチームで、計1万3千個以上もラバーダックを販売したという。「スペシャルオリンピックスのイリノイ支部は、私にとって特別な存在です。皆さんのサポートに感謝しています。とても素晴らしい経験となり、誇りに思います」とマロリーさんは今回のイベントへの思いを明かした。
今回のイベントでは、当日午後の時点で310340ドル(約3420万円)の寄付金が集まったという。これらの寄付金は同団体に所属する23100人以上の知的障がいのあるアスリート、知的障がいの有無に関わらず2~7歳の13000人以上の若きアスリートたちが、18のスポーツを対象に年間を通じてトレーニングや競技を行うための資金に充てられる。
同イベントでコミュニケーション・コーディネーターを務めたアレクサンドラ・マクミランさんは(Alexandra MacMillan)「7万個ものラバーダックを販売することができたのは、大変大きな成果です」とイベントの成功を喜んだ。
ちなみにレース終了後には、スタッフたちがしっかりとすべてのラバーダックを川から引き揚げていた。
画像は『The Sun 2021年8月6日付「DUCKY DERBY 70,000 rubber ducks in sunglasses dropped into Chicago River in annual fundraising event」(Credit: Alamy)(Credit: Rex)』『Chicago Sun-Times 2021年8月5日付「Ducky Derby races 70,000 rubber ducks in the Chicago River, raises money for Special Olympics Illinois」(Pat Nabong/Sun-Times)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)