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writer : ac

【海外発!Breaking News】日光アレルギーの女性、手術は200回以上も「生きている限り闘う」と笑顔(ブラジル)

SNSを通して連絡を取ってきたというエドミウソンさん(Edmilson、26、以下エドさん)と交際をスタートし、2019年7月に結婚したのだ。

2009年と2019年のカリーヌさん(画像は『Káh 2019年1月17日付Instagram 「Entrei na modinha tbm」』のスクリーンショット)

カリーヌさんはエドさんとの関係について「私たちの交際を知ると、SNSには『彼女が金持ちなのでしょう?』とか『嘘でしょう。モンスターと付き合うなんて信じられないね』といった声があがったの。でも病気であることは私が悪いわけではないし、私たちの愛は本物よ」と語っている。一方のエドさんも「僕は彼女の強さに惹かれたんだ。そばにいると心地良いし、彼女も同じように思っているよ」と述べ、お互いに大切な存在であることを吐露した。

カリーヌさんの強さに惹かれたというエドさん(画像は『Káh 2019年5月13日付Instagram 「“13 de maio”」』のスクリーンショット)

そんな2人に昨年8月、大きな試練が訪れた。それまで皮膚表面にしかなかったカリーヌさんのがんが頭蓋骨の中に転移、非常に難しい手術を受けたのだ。カリーヌさんは術後の回復が遅く酷い痛みに苦しみ、そばで付き添うエドさんにとってもつらい日々が続いた。

ただ嬉しいこともあった。カリーヌさんが手術を受けることを知ったSNSのフォロワーらが治療費などを集めるキャンペーンをスタートし、24時間以内に目標額が集まったのだ。またその後も寄付は続き、カリーヌさんはこれを資金により広い家を購入することができた。ほとんどの時間を家で過ごすしかないカリーヌさんにとっては、まさに夢が叶った大きな一歩だった。

一緒にいて心地良いという2人(画像は『Káh 2020年3月29日付Instagram 「2.2 juntinhos」』のスクリーンショット)

実はカリーヌさんは現在も身体中に多数のメラノーマがある。ただ全てをいっぺんに切除することはできないため、優先順位を決めて少しずつ手術を行うしかないという。それでもカリーヌさんは前を向き、こう語っている。

「生きている限り闘うわ。だって生きているということは希望があるってことだから。泣いて過ごすよりも笑っていたい。人生は一度きりだから。」

そして「今、一番楽しみにしていることは?」との質問に対しては、「日焼け止めを全身に塗って、曇りの日に夫とデートすることよ。だって夫は神様からの贈り物だから」と笑顔を見せた。

画像2~6枚目は『Káh 2019年1月17日付Instagram 「Entrei na modinha tbm」、2019年5月13日付Instagram 「“13 de maio”」、2020年3月29日付Instagram 「2.2 juntinhos」、2021年7月31日付Instagram 「Compartilhar minha」、2021年6月23日付Instagram 「Deus, me dê forças para」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

結婚式での2人(画像は『Káh 2021年7月31日付Instagram 「Compartilhar minha」』のスクリーンショット

「生きている限り闘う」と語るカリーヌさん(画像は『Káh 2021年6月23日付Instagram 「Deus, me dê forças para」』のスクリーンショット)

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