東京五輪関係者の辞任や解任が続くなか、開会式前日の夜にお笑い芸人・コウメ太夫がTwitterで「開会式の演出考えました!」と提案した内容が反響を呼んでいる。コウメ太夫らしいシュールな演出ではあるが、それに対する盛り上がりはリアルな五輪開会式への期待度を表しているのかもしれない。さらにTwitter上ではコウメ太夫のツイートと関係なく「開会式、いろんな意味で見逃せないなあ」といった声が見受けられた。
コウメ太夫が7月22日夜に「開会式の演出考えました!」とツイートしたのは「コウメ解任」からはじまる意味不明な演出で、「全員でチクショウ叫ぶ」や「ウニ20皿食べる」、「税金高い」などと続き、なぜか再び「コウメ解任」で締めて成功に導くというものだった。合間には「チクチクチクチク…ショウ!」、「ちゃんちゃかちゃんちゃん!」という音楽らしき表現もある。
このシュールなツイートに23日15時現在で3800件超のリツイート、および9500件超の「いいね」を記録した。コウメ太夫は6月20日、「水着アイドルとツイスタ~ゲ~ム楽しんでると思ったら~、よく見たらギラティナ(ポケモンのキャラクター)でした~。チクショー!!」というツイートで1.3万件の「いいね」を集めたが、このたびの「開会式の演出」はそれに迫りそうな勢いだ。
今年に入って東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言を巡り2月に辞任、開閉会式演出の総合統括を務めるクリエーティブディレクター・佐々木宏氏がタレント・渡辺直美の容姿を侮辱するような企画を提案したことが発覚して3月に辞任。その後、