「2020年ブレイクタレントランキング1位」に選ばれたお笑いコンビ・ぺこぱは、この春からテレビのレギュラーがぐんと増えMCを担当する番組も複数ある。ぺこぱと長い付き合いだというオードリーの若林正恭は彼らの活躍を喜びつつ、「まだ本当の姿を見せていないよね」とこの先も今のキャラクターを続けていくのかに興味を示した。
10年以上もの下積みがあり、2019年の『M-1グランプリ』で3位になった翌年に大ブレイクを果たしたぺこぱ。彼らの漫才は“誰も傷つけない笑い”と称され、「ぺこぱの漫才に勇気をもらった」などの声がネタの作成者である松陰寺太勇のもとに多数寄せられているそうだ。そんな応援してくれているファンの思いは「裏切りたくない」と言う松陰寺は、長く売れなかったからこそ昨年1年間である覚悟ができたと19日深夜放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)で同番組MCのオードリー・若林正恭に話していた。
若林が「まだ出てない部分があるもんね、特に松井(松陰寺の本名)の部分は出てない部分がいっぱいある」と語ったうえで、松陰寺に本当の自分を出していくのかを尋ねた。最近は『サンデー・ジャポン』(TBS系)にコメンテーターとして出演している松陰寺だが、ほぼ“松陰寺のキャラ”を守った発言であるため「誰も傷付けない言葉って浅い」と自分でも感じるという。「世の中のことに対して、自分の考えやスタンスをはっきり持っている部分を出そうとは思っていないの?」と若林が問うと、「松井を全開にすると失うものがある」「テレビに出てきて2年目で、そこを突き抜ける勇気はまだない」と松陰寺は苦笑いしていた。
一方のシュウペイは昨年、