お笑いコンビ「ぺこぱ」(松陰寺太勇・シュウペイ)が20日、ZOZOマリンスタジアム(千葉県千葉市)で開催されたロッテ対日本ハム戦で始球式に登場した。ぺこぱの漫才でお馴染みの「時を戻そう」も飛び出したユニークな始球式となったが、28年間ロッテの大ファンである松陰寺太勇(37)の夢が叶い、その喜びを多くのぺこぱやロッテのファンが一緒に分かち合ったようだ。
夢のマウンドに立つ始球式を控え、20日にツイッターを更新して背番号26のユニフォームを堂々公開していた松陰寺太勇。ロッテでは背番号26はファンのための番号と位置付けられているため「我らが26番目の戦士!」「ロッテファンとして背番号を26にしてる所が凄くいい!!」とファンも感激するなか、オープンカーに乗って松陰寺とシュウペイがマウンドに手を振りながら登場した。
マウンドで「幕張の潮風がフォれを呼んでいる。フォれの名は松陰寺太勇だ。どうもありがとう」といつもの調子でオーバーアクションで自己紹介すると、ユニフォームを着用するもホットパンツ姿のシュウペイが球審に、山口航輝外野手がバッターボックスに立った。松陰寺太勇がマウンドから一球投げると、山口選手がハーフスイングして、シュウペイがボールと判定。「(バットを)振りましたよね?」と食いつく松陰寺が「時を戻そう」と自身のギャグを放ち、リクエスト制度を発動。リプレーで検証するも、シュウペイは「完全にボールでーす!」と判定を覆すことはなく、松陰寺は「いいや、山口選手の選球眼が素晴らしい」と誰も傷つけないツッコミでぺこぱワールドを見せていた。
これだけでも熱烈なロッテファンの松陰寺太勇には胸がいっぱいになる出来事だっただろうが、