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writer : flynn

【海外発!Breaking News】点滴の種類を間違えた? 脱水症状で入院した新生児の腕が切断される事態に(南ア)

今回の件に関して何の説明もないことへの憤りを感じている。ムバリさんたちは、病院は間違った点滴を刺したのではないか、そしてそのことに気づいた病院スタッフがすぐに点滴を抜き、知らないふりをしているのではないかと病院の怠慢を疑っているようだ。

「疑問がたくさんあるのに、解決できないことで感情的、悲観的になっているが、母親として強くならないといけない、息子のために全力で戦う」と、ムバリさんは涙ながらに語っている。またルワンドル君の父親は、自分の稼ぎが少ないため社会保障が払えないことを悲嘆しており、「社会保障に加入していれば私立の病院で診てもらえて、息子の腕は切断されなかったかもしれない」と悔やんだ。このことを知った地域住民たちは、この病院への怠慢を訴えながら、病院まで歩く抗議活動を行った。

今回の件を知った州知事と保健省の代表者はムバリさん宅を訪れ、関係者の処分を即刻行うと約束した。州知事はこの件に関して「実際に起こった真実を知る必要があるとともに、被害に遭った家族のサポートを行う」と述べた。この地域の保健省長は、調査を開始するとともに家族のサポートも行うと発表、この件を調査する医療専門家のチームを編成した。なお4月20日、バーニス・サムエル病院の医師3名と看護師1名が、調査が完了するまで停職処分が下されたという。

画像は『SowetanLIVE 2021年4月13日付「Horror as four-week-old baby’s arm is amputated」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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