“ひとり芸日本一”を決める大会の決勝戦『R-1グランプリ2021』(カンテレ・フジテレビ系)が7日に生放送された。2002年にスタートした同大会は、19回となる今大会から名称を『R-1ぐらんぷり』から『R-1グランプリ』へ表記変更、出場資格を芸歴10年以内に限定し、審査も採点方式に変更されるなど大幅なリニューアルを行った。MCは『R-1』で2019年に優勝した粗品と相方・せいやのお笑いコンビ「霜降り明星」と女優の広瀬アリスが務めたが、広瀬のある場面に視聴者から同情の声があがっている。
番組で出場者のネタが始まる前に突然、粗品が「広瀬アリスさんの方からお知らせがございます」と話を振ると、広瀬アリスが「私が出演している『知ってるワイフ』が木曜毎週10時から放送しています。次回第10話では最終回目前に大波乱の展開になります。皆様ぜひご覧ください。よろしくお願いいたします」とアナウンスし、画面にはドラマの映像が流れた。「すみません、この場を借りて恐縮です」と続けた広瀬に、せいやが「賞レースの番宣はこういうタイミングで入るんですね」と感想を漏らすと、粗品は「ここが一番いいんじゃないかという判断です」と説明した。
その後CMに入り、CM明けにトップバッターのマツモトクラブが登場して決勝戦が開幕したが、賞レースの番組中にいきなりドラマの番宣が入ったことに違和感を覚えた視聴者は少なくないようだ。ネット上では「広瀬アリスの番宣が冒頭にあって割と引いた」「あのタイミングで番宣されたら冷める」「広瀬アリスの番宣を冒頭にぶっこんだ構成に感じた違和感は最後まで続いた」などの声があがっている。今回悲願の優勝を勝ち取ったゆりやんレトリィバァが号泣したように、『R-1』優勝を果たすため芸を磨いてきたピン芸人もいれば、