海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】小学校でビールを飲み酩酊状態で倒れた教師 呆れた言い訳で停職処分に(英)

児童たちもアンジェラの異常な状態を察していたに違いない。

当時の校長ロバート・パーチェスさん(Robert Purchas)は「アンジェラが飲んでいた酒は鍵のかかっていない棚の中に置いてあり、児童たちが手に届く場所に置かれていたことも大問題でした」と頭を抱えたそうだ。

アンジェラの弁護士は、公聴会にて「今回の件は、低糖質ダイエットに起因する口臭治療のための薬の副作用が原因で、ふらついていたのは当時かかとの高いハイヒールを履いていたせいです」と述べており、さらに「事件当日の前夜、アンジェラは友人たちとのディナーパーティーで夜の11時頃までワインボトル4分の3ほどのアルコールを摂取していました。そして翌朝に喉が渇いたということで、50ml以下のビールを口にしています」と話しており、アンジェラから酒の臭いがしたというのは、学校で飲酒したことの証明にはならないと主張した。

アンジェラは同小学校で40年以上働くベテラン教師で、周囲からは「風変わりだけど、どこか憎めない存在」と評判も悪くなかった。

EWCの公聴会にアンジェラは現れなかったものの、文面で「プロとして失格の態度を取ってしまい、申し訳ない」と謝罪した。しかし「当日の朝に飲んだ“少量の”ビールが今回のことを引き起こしてしまった」と綴っており、学校で飲酒した事実は認めていない。

EWCは同僚などの話から、アンジェラが飲酒した状態で勤務していたのは複数回にわたると特定した。

アンジェラの職場復帰を判断するための公聴会だったが、「当日の朝に酒を飲んだが、学校では飲んでいない」という言い訳がましいコメントを受けたEWCは「誠実性に欠け、プロとして受け入れがたい行為」としてアンジェラに2年間の停職処分を下した。

このニュースを見た人からは「教師がストレスの多い仕事だというのは分かるけど、仕事中にお酒は飲んじゃだめでしょ」「薬の副作用とハイヒールが原因なんて言い訳には無理がある」「停職ではなく解雇すべき」とアンジェラを非難するコメントがあがっている。

画像は『Metro 2021年3月13日付「Teacher who left open can of beer in classroom ‘knocked over child while drunk’」(Picture: Google)(Picture: Wales News Service)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

「風変わりだがどこか憎めない」と周囲からの評判は悪くなかったアンジェラ(画像は『Metro 2021年3月13日付「Teacher who left open can of beer in classroom ‘knocked over child while drunk’」(Picture: Wales News Service)』のスクリーンショット)

1 2