インタビュー放送後に長文メッセージをしたためた理由を次のように明かした。
「メーガンは素晴らしい人です。彼女は“強さ”の象徴、“自信”や“無私無欲”の象徴だと思います。そういった事柄や彼女がこれまで経験したすべてを集約したものが、彼女の姿です。」
「インタビューが決して容易なものでなかったことは一目瞭然でしたが、それでもメーガンは終始とても落ち着いた上品な物腰で、そして毅然とした態度でインタビューに臨んでいました。」
「(自身にまつわる)あれだけの数々の虚偽情報にグローバルに対応できるような、彼女ほど強い人間は他に思い浮かびません。毎分ごとですからね。彼女には“日毎”ではなく、むしろ“分刻み”で次から次へと様々な疑惑が投げかけられるのですから。」
「彼女に関する真実とは異なるネガティブな報道をただ傍観しているのは、もううんざりなんです。だから私は沈黙を破ることが重要だと思いました。」
2014年に初めて出会って以来、結婚や出産などを経て互いを取り巻く環境は大きく変化したが、それでも時間を見つけては妃がテニスの試合に駆けつけたり、セリーナが妃のベビーシャワーに参加したりしながら、変わらぬ友情を育み続けてきた。イギリス王室とテニス界という一見異なる世界に身を置きながらも、共に古い体制の中で理不尽な人種差別や性差別と闘ってきた同志でもある2人。セリーナはそんなこれまでの互いの道のりを振り返りながら、
「メーガンの娘(今夏誕生予定の第2子)と私の娘、そしてあなたの娘が、互いに“リスペクト”によって突き動かされる社会の中で生きていってくれることを願ってやみません。」
と語っている。
画像は『Serena Williams 2021年3月16日付Instagram「My shoe obsession is real with these three new @stuartweitzman sandals」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)