『M-1グランプリ2020』で錦鯉が決勝の1本目で披露した「俺さ、パチンコ台になりたいんだよ」から始まる“CRまさのり”ネタについて、同業者やネット上で賛否両論があった。面白さが伝わらない人も多いであろうパチンコのネタを、あえて芸人人生をかけた舞台に選んだ長谷川雅紀(錦鯉)の心境について、彼と20年以上の付き合いであるトシ(タカアンドトシ)がYouTubeで語っている。
『M-1グランプリ2020』決勝審査員の松本人志(ダウンタウン)は「僕が、ちょっとパチンコに弱いっていうのもあるかな」、「前に何かのネタを見た時は、もっと爆発力があって今日よりすごかったですよ」と残念がっていた錦鯉のネタ。また錦鯉と同じソニー・ミュージックアーティスツに所属する小峠英二(バイきんぐ)からは「なんであのネタやったんだ! パチンコのネタなんか分かるわけねぇだろ!」と激怒され、太ももを叩きながら悔しがってくれた―と1月30日深夜放送の『おかべろ』(フジテレビ系)で渡辺隆(錦鯉)が語っていた。松本も小峠も、別のネタを選ぶべきだったとしているのだ。
実年齢では長谷川雅紀(錦鯉)より5歳下だが1994年に設立された札幌吉本の1期生同士だったトシ(タカアンドトシ)は、彼がどれほどパチンコが好きだったかをYouTubeチャンネル『こうもトシんご』で明かしている。2020年5月から始まった同チャンネルは河本準一(次長課長)、トシ、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)の3人が毎回テーマを決めてトークを展開している。もともと仲が良い3人はトシの紹介で長谷川と食事をしたり、