お笑いコンビ・爆笑問題(田中裕二・太田光)が1月3日、NHK総合の正月特番『新春生放送!東西笑いの殿堂2021』で総合司会及び東軍キャプテンを務めた。太田光はオープニングトークから西軍キャプテンの中川家(剛・礼二)をいじって笑いを誘っていたが、そのノリで東軍のお笑いコンビ・ニューヨーク(嶋佐和也・屋敷裕政)を「ワシントン」と呼んでしまい、後々反省することになった。
田中裕二が兄弟お笑いコンビ・中川家と進行役の中川安奈アナウンサーを「(進行する)5人中3人が中川だからややこしい」といじれば、「だって腹違いだもん」とボケる太田光。冒頭から繰り広げられる自由気ままなトークに呆れたニューヨーク・嶋佐和也が「新年早々ちゃんとしてくださいよ」と口を挟んだところ、太田に「ワシントンはうるさいよ!」と言われてすかさず「ニューヨークですよ!」と返した。その場は「ツッコミが速いな」と周囲を感心させた嶋佐だが、当のニューヨークにとっては手放しで喜べない事情があったのだ。
お笑いコンビ・ニューヨークと言えば12月20日、前年に続き2度目の決勝進出となった『Mー1グランプリ』(テレビ朝日系)で審査員の松本人志から「ちょっと腹立つんですけどおもろかった」と評されて爪痕を残した。屋敷が2019年の『M-1』で松本に「笑いながらツッコむのが好きじゃない」と言われたリベンジを果たし、順位も10位から5位にアップしたのである。しかもニューヨークは11月22日放送の『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系)にゲスト出演しており、太田光はそんな親しさもあってこのたび「ワシントン」と呼んでボケたのだろう。
『東西笑いの殿堂2021』で、そのニューヨークがネタ「嫁の実家」を披露した時のことだ。屋敷が嫁の実家を訪れるという設定で、