エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】春風亭小朝『M-1 2020』を斬る 「“漫才とはこういうもの”と見せつけてくれるようなコンビを観たかった」

もっと出演順が早ければ違った結果になった可能性を示唆した。ネット上でも「ウエストランドはトリだと先に知っていれば、それ用に中身をいじったはず」、「ウエストランドは順番がちょっとな…最後なのにパンチがなかったから」と小朝と同じよう意見も少なくなかった。

そして見取り図が“好きな漫才”だとする小朝だが、ファーストラウンドのネタが少し「弱い」と感じたそうで最終決戦に進めるか心配したらしい。最終決戦で見取り図はマヂカルラブリーに敗れたわけだが、軸足が「漫才」のオール巨人とナイツ・塙宣之が見取り図に、「漫才もコントもできる」二刀流の中川家・礼二サンドウィッチマン・富澤たけしが動きまわってウケていたマヂカルラブリーに投票したのが、勝敗のポイントだったと小朝は見ている。

優勝したマヂカルラブリー(画像は『M-1グランプリ 2020年12月20日付Instagram「M-1グランプリ2020王者 16代目チャンピオンは… #マヂカルラブリー」』のスクリーショット)

マヂカルラブリーの優勝が決まってから、ネットを中心に「あれは漫才ではなく、コントだ」という批判が多く上がっている。小朝も総評として「漫才とはこういうものだ! と見せつけてくれるようなコンビを何組か観たかった」と述べていることから、今大会の最終決戦の出場者のネタに物足りなさを感じたのかもしれない。

画像は『春風亭小朝 2020年12月21日付オフィシャルブログ「幸せな二人」』『M-1グランプリ 2020年12月20日付Instagram「M-1グランプリ2020王者 16代目チャンピオンは… #マヂカルラブリー」』『春風亭小朝 2020年11月30日付Instagram「麒麟がくるで 帝の弟 覚恕 をやらせて頂いた記念の写真です」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

今年はNHK大河ドラマに出演した春風亭小朝(画像は『春風亭小朝 2020年11月30日付Instagram「麒麟がくるで 帝の弟 覚恕 をやらせて頂いた記念の写真です」』のスクリーショット)

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