エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】春風亭小朝『M-1 2020』を斬る 「“漫才とはこういうもの”と見せつけてくれるようなコンビを観たかった」

『M-1グランプリ』の審査員を過去3度務めている落語家の春風亭小朝(65)が、20日に行われた本大会決勝戦の出場者についてブログでかなり突っ込んだ批評をしている。また敗者復活戦ではゆにばーすの成長に驚いたそうで、「はらさんが腕をあげてますねぇ。今後が楽しみです」と2021年の活躍に期待を寄せていた。

21日の『春風亭小朝オフィシャルブログ』では、まず『M-1グランプリ2020』チャンピオンに輝いたマヂカルラブリーに「これから生活が一変して、しばらくは嬉しいことが続くわけですから、今年いちばん幸せな芸人かもしれませんね。優勝おめでとうございます」とお祝いの言葉を送った。そして決勝戦に進んだ10組のコンビについて、独自の見解を綴っている。

10位に終わった東京ホテイソンのネタには、オール巨人が指摘していたように春風亭小朝も「落語に『つぼ算』っていうのがあるんですけど、少し頭を使うネタになると拒絶するお客さんがいるのは事実」としている。さらに「仕込みが長いわりにオチが弱いのは明らかに不利ですね」とも述べた。ネット上では熱心な東京ホテイソンのファンから「東京ホテイソンのネタが難しく感じる人、単にアホなだけだろと思ってしまうが」「脳が老化し始めてる人には面白さがわからんのかな」といった声が見られたが、コンテストで上位を狙うためには重要な要素ではないだろうか。

また10組中最後の出番となったウエストランド(アキナと同率の8位)については「今回の大会は審査員がヘンな疲れ方をしていたはずなので、そんな状況の中、ラストになったのはお気の毒でした」と、

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