通りがかる人々に豚の頭を見せながら「あなたは自分自身の手でこの子を銃で撃ち、喉を切って殺すことができますか? もしあなたが動物製品を使っているのなら、あなたは立派な動物虐待者の1人です」と訴える。
買い物客たちの反応は、タッシュさんを無視したり笑ったり、携帯を取り出して撮影するなど様々だった。
商売を邪魔された肉屋の女性店員は「あんたに生活というものはないのかい!? あんたの職場に行って同じことをしてやろうか?」と激高した。そしてタッシュさんの腕を掴むとショッピングモールの外まで引っ張って追い出した。タッシュさんは追い出されてもスピーチを続け、再びショッピングモール内に戻ろうとするが、駆けつけた警備員によって止められると諦めて帰っていった。
この動画がSNSに投稿されると、「ちょっと落ち着いた方がいいとは思うけど、肉屋の女性は素晴らしい店員だ」「肉屋にも生活があるからね。この活動はやり過ぎじゃないかな」と肉屋の女性を称賛する声があがったものの、一方で「タッシュさん、よくやった。声をあげるのは勇気が必要さ」「タッシュさんが言っていることは100%正しいね。肉屋の女性が怒るのも理解できるけど」とタッシュさんを擁護するコメントも見受けられた。
なおタッシュさんは、昨年も同様の活動を行っていた。クリスマスを前に「ディナーのために食卓に並ぶ食肉について考えて欲しい」と、この時期にこうした活動を行っているという。
ちなみにあるユーザーは、「自分の考えを広めるために立ち上がる権利を君は持っているが、それを人の職場の目の前でやるのは違うよ」とコメントしている。
画像は『LADbible 2020年12月24日付「Butcher Faces Off Against Vegan Activist Holding Pig’s Head In Shopping Centre」(Credit: Facebook/Tash Peterson)』『Newshub 2020年12月25日付「Australian vegan activist and butcher face off in aggressive rant」(Photo credit: Facebook / Tash Peterson)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)