「ロイヤル・トレイン」で英国をまわり公務を行ったウィリアム王子とキャサリン妃が、最終地点であるウィンザー城に到着した。城の中庭では、エリザベス女王とチャールズ皇太子夫妻を含む高位王族メンバーが、9か月ぶりに公の場で勢揃いした。久しぶりに王室メンバーが揃ったことにファンは喜んだが、エディンバラ公フィリップ王配の姿が見られなかったことに心配する声もあがっている。
現地時間6日から「ロイヤル・トレイン」で英国各地を訪問していたウィリアム王子とキャサリン妃が8日午後、列車を降りた後にウィンザー城に向かい、エリザベス女王らと再会した。夫妻はイングランド、ウェールズ、スコットランドのおよそ2000Kmもの距離を移動し、パンデミック中に第一線で働く人々や児童らと交流した。
ウィンザー城の中庭にある入り口前では、救世軍リージェント・ホール・バンド(The Salvation Army Regent Hall Band)が演奏するクリスマス・キャロルをバックに、エリザベス女王がウィリアム王子を含む高位王族メンバーと顔を合わせた。女王とソーシャルディスタンスを保って並んだのは、ウィリアム王子とキャサリン妃、女王の長男チャールズ皇太子と妻カミラ夫人、三男エドワード王子と妻ソフィー夫人、長女アン王女の7人だ。
エリザベス女王が公の場で高位王族メンバーと集うのは、パンデミックが始まった3月以来およそ9か月ぶりとなる。しかし高位王族メンバーが揃う久しぶりの機会にもかかわらず、女王の夫エディンバラ公フィリップ王配の姿はどこにも見当たらなかった。そのためSNSでは、