一緒に電車で帰ったことやホームで草なぎに得意のバク宙をやらせたりした思い出を綴っていた。
SMAPのなかで年少の草なぎ剛と香取慎吾は“弟”的な立ち位置にあったが、特に草なぎは森且行とのそのような経験が忘れられず、今回のツイートで「森君が一番、カッコイイ兄貴です」という言葉になったのかもしれない。
3日放送のテレビ朝日『報道ステーション』は、スポーツコーナーを森且行の日本選手権・初Vのニュースからスタートした。「こちらは元SMAPの森且行選手です」と写真を紹介して優勝戦での激走を映したが、スポーツニュースでオートレースの様子を流すことは珍しく「元SMAP・森且行選手」の注目度の高さがうかがわれた。
ただオートレースファンのなかには「元SMAP」という肩書に「一流オートレーサーをいつまでアイドル扱いするのか」と違和感を覚える人もおり、森且行がその肩書を背負う重圧に耐えながら戦わねばならなかったことを思うと胸が痛む。
オートレースの世界に入った森且行は、レーシングドライバーとしてレース界の先輩でもある近藤真彦に「マッチさん、もっとメジャーになるにはどうやったらいいですかね?」と相談したこともあったという。
またオートレーサーとなって間もない1996年8月、森且行は選手養成所で練習走行中にフェンスに激突して左股関節を脱臼骨折する重傷を負った。活躍しだしてからもレース中に落車する事故が何度かあり、他にも人知れぬ苦労があっただろう。
そんな森且行が初Vを果たしたことにより、元SMAPメンバーのベクトルが同じ方を向いた感さえあった。ファンにとっては「森君」を中心に6人の絆がつながったように思えたのではないか。
ちなみに『SMAP×SMAP』で度々「森君」の話題を口にしていた中居正広は、一部スポーツ紙によると所属事務所を通じて「森~っ! おめでとう! やったなぁ。長かったなぁ。大きなけがもしたなぁ。諦めなくてよかったなぁ」とコメントを寄せたという。
画像2枚目は『香取慎吾 2020年11月3日付Instagram「森くんからまた涙を貰いました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)