元SMAPの森且行が11月3日、オートレースのSG第52回日本選手権で初優勝を成した。アイドルからオートレーサーに転向した当初は、従来のファンが殺到するため「元SMAP」の枕詞にナーバスだったという。それからおよそ24年、悲願の日本選手権初Vを果たした森且行に元SMAPメンバーが祝福コメントを寄せており、久しぶりに6人の絆が感じられた。
森且行はオートレーサーの夢を追って、1996年にSMAPを脱退した。それから20年を経てSMAPが2016年12月31日をもって解散。現在は木村拓哉だけがジャニーズ事務所に在籍して活動を続けており、独立した稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛は「新しい地図」として活動、中居正広は個人事務所「のんびりなかい」を設立して活動している。
このたび森且行が優勝カップを手にして涙声で「やっと約束が守れてよかったとおもいます」とコメントしたなかには、SMAPそしてジャニーズ事務所を辞める時の約束という意味も含まれていることだろう。
森の初Vを受けて元SMAPの5人がそれぞれコメントを寄せるなか、草なぎ剛はTwitterで「森君。おめでとうございます なんて言ったら良いか分からない」と安易に表現できないほど感激しつつ、「夢。約束。果たしてくれて、ありがとう! 森君が一番、カッコイイ兄貴です」となんとか言葉にした。
実は2014年7月26日から放送されたフジテレビの特番『武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ』で、総合司会を務めたSMAPに向けて森且行が書いた手紙が読み上げられた。その手紙で森は草なぎに向けて「剛へ 剛とは帰る方向がいつも一緒で、一番話したかもな」と切り出し、